国産有機ELディスプレイの未来
おとといの事になりますが、シャープが折りたたみ式スマートフォンの試作品を披露しました。
僕としては、これはかなりよいニュースに聞こえました。なぜなら、有機ELの分野で日本は韓国勢などにかなり遅れをとっていたからです。
これまで何度も報道されてきた、日の丸ディスプレイ連合であるJDIの苦境。この原因のひとつに有機ELディスプレイがありました。
一方で、この記事にもかかれていますがシャープのディスプレイ事業はかなり好調なことが伺えます。それもそのはず、折りたたみ式有機ELディスプレイは製造が難しい技術で現に量産化できているのは韓国のサムスン電子とLGくらいなのです。有機ELディスプレイの需要は増加を続けています。皆さんも携帯ショップで有機ELディスプレイをウリにしたスマホを見かけた事があるでしょう。この需要を捕らえることができればシャープの未来は明るいというレベルではなくたくさんの資金を獲得し、次の投資に備えることができるでしょう。
JDIはというと、残念ながら記事にもあるように台中連合の傘下になるようです。日の丸ディスプレイの未来はどこに向かうのでしょうか。
